OSS活動 / WordPressへの貢献 Five for the Future

OSS活動 / WordPressへの貢献Five for the Future

OSS活動 / Five for the Futureとは?

Five for the FutureとはOSS活動の一部のことで特に貢献度の高いWordPressへの貢献のことを言います。

なぜFive for the Futureと言うかというとWordPress.orgのページから引用すると

Five for the Future is a stewardship program inviting companies to dedicate resources to advancing WordPress. The program empowers organizations to invest in their future success by making sustained contributions to WordPress. 

Five for the Future は、WordPress の発展にリソースを投入するよう企業に呼びかける管理プログラムです。このプログラムは、組織が WordPress に継続的に貢献することで、将来の成功に投資できるようにします。

またWordPressの共同創設者のマットさんはこう呼びかけています。

I think a good rule of thumb that will scale with the community as it continues to grow is that organizations that want to grow the WordPress pie (and not just their piece of it) should dedicate 5% of their people to working on something to do with (WordPress).
— Matt Mullenweg, Co-founder of WordPress

 
“コミュニティが成長し続けるにつれてスケールしていくための経験則として、WordPress のパイを (自分たちの部分だけでなく) 成長させたい組織は、(WordPressに) 関わる何かに取り組むよう従業員の5%の時間を捧げるべきであると私は考えています”
—マット・マレンウェッグ、WordPress共同創設者

Five for the Futureは5ftFと訳されることも多いので以降5ftFと略して書いていきます

参考

毎月のレポート記事を公開してきます

WordPress以外のOSSへのコントリビュートなども含めて毎月の活動報告をしていきます

これは、Webの相談所さんが行っているFive for the Futureレポートが良い取り組みだなと思ったので、参考にさせていただいて月毎にレポートを出していこうと思います。

今までもコントリビュートは行ってきましたが、毎月のレポート記事として公開すると自分としてもどのくらい貢献しているのか振り返ることができて時間が取れなかったのか時間を取りすぎていたなどが振り返れるので良いなと思いました。

5ftFは難しい

5ftFのプロジェクトは難しいなと感じています

最初のコアへの貢献は、ある機能を実装中にコアのバグを見つけてどうにかするしかないなと思ってバグ報告をしたことです

そこから、コアのバグを見つけた時は報告をして直せそうなバグは直しにいくことをしてきました。

コアへのやりとりは、ほとんど全て英語で行われるため翻訳ツールなどを駆使しながらやりとりをする必要があります。

また、コアへのコントリビュートはフルタイムでコミットしている人もいますが、私のように時間がある時に対応する人もいます。

そのためスピード感のあるレスポンスや決断が行われることが難しく、どの方向でバグを修正するかなども話し合いも進みにくいなと思うこともあります

OSS活動は理解されない

WordPressコミュニティー以外の人に、5ftFのことを話してもほとんど理解されません。

私も最初はOSS活動している人の理解ができませんでした。

ただ、色々と調べていくにつれてエンジニアの世界、プログラムの世界はOSSによって支えられていたのだなと感じるようになりました。

同時にOSS活動をするのはコスパが悪いから絶対にしないという派のエンジニアにあったこともあります。

しかし、自分がエンジニアとして生きていけているのも様々なOSSによって支えられているのだから出来ることは貢献したい、それが未来につながると信じながら貢献しています。

サポートしていただける方、募集中

OSS活動を応援してくださる方がいましたら、募集しています。

こちらからご連絡お待ちしております。